台湾修学旅行における平鎮高級中学校との交流事業について |七高校長室だよりWEB紺青版


修学旅行の全旅程を終え、生徒306名と教員12名が無事に帰国することが出来ました。特に、現地校との交流事業では平鎮高級中学校の謝錦雲校長先生はじめご関係の職員の皆様、この交流事業を支えてくださったボランティア団体の皆様と生徒の皆様に厚くお礼申し上げます。生徒たちは、台湾の文化、歴史、生活習慣等の理解のみならず、台湾の皆様の真心が良く理解できたことと確信しております。

実は、台湾滞在中に大変感銘を受けたことがありました。本校生徒が台北市内を自由行動していた際、生徒がたまたま乗車したタクシー内に自分の携帯電話を忘れてしまいました。現地ツーリストの方が機転を利かせて放送局や有線放送等のマスコミに一斉に連絡してくれた結果、本人の手元に無事に届けられました。台湾の皆様の心温まる対応に本当に感謝申し上げます。

台湾の国花である「梅」のように、どんな寒さや環境にあっても、蕾から大輪の花が咲くように、台湾との交流がより一層進展することを祈念すると共に、東日本大震災において多くの義援金をご寄付いただいたことに改めて感謝申し上げる次第です。

校長 吉田幸一