七高教育力向上の歩み|七高校長室だよりWEB紺青版


平成23年10月知事に随行し、米国メリーランド州との友好提携30周年の記念式典のため訪米をしました。その後、県の期待を受けるかたちで平成24年度文部科学省の「英語力の強化」の指定校となり、平成23年度より神奈川県総合教育センターと連携した「組織的な授業改善」に取組むなど、学力向上の先導的な役割を担ってきたこともあり、平成25年度より神奈川県教育委員会から3年間の「確かな学力向上推進校」に選定されました。

本年度より、勉学、部活動や学校行事に集中して取組み、学力・体力・精神力豊かな人間になれるように努める「文武両道」を新たな目標に加えることにしました。

教育環境ならびに活動の充実

1,平成23年度より、高等学校学習指導要領の改定に伴い、新たな教育課程の編成を行い、大半の生徒が4年制の大学に進学するため、より適切な教育課程に改編。
2,平成23年度より、授業時間と学期制を見直し、90分授業を50分に改め、夏季休業前に成績を出し夏休み中にしっかりと学習活動に取組めるよう3学期制に変更。
3,平成23年度より、夏季でも快適な授業が受けられるよう全教室にエアコンを設置。
4,平成23年度より、自分で調べ自分で学べるよう進路室を生徒棟に移動。
5,平成24年度より、数学(一部)に習熟度授業展開を導入。英語(一部)については平成25年度より習熟度授業展開を開始。
6,平成24年度より、土曜授業を開始(希望制)。
7,平成24年度より、生徒の健康管理を考慮し、原則週1回の部活休止日を設定。
8,平成24年度、トイレの改修を実施(男女各1箇所)しパウダールームとした。
9,平成24年度、かながわ部活ドリーム大賞インストラクター賞を茶道部の嘱託顧問が受賞。
10,平成25年度4月10日、新入生学習ガイダンスにて、本校3期生のテニス日本リーグ三菱電機総監督の遠藤淳氏来校。
☆平成23年・24年度は本校3期生の鎌倉大仏高徳院住職で慶應義塾大学文学部の佐藤孝雄教授来校。

文部科学省、神奈川県ならびに教育機関との連携

1,平成22年度より、教育基本法ならびに高等学校学習指導要領に鑑み、古都鎌倉の地の利を生かし日本の伝統文化に親しみ体験的な学習活動の一環で、茶道講話(校長)と茶道体験(鎌倉在住の茶道教授陣)を導入。
2,平成23年度より、神奈川県総合教育センターと連携し、わかりやすくより発展的な生徒主体の授業となるよう授業改善を開始。
3,平成23年度より、早稲田大学と連携し教職大学院から院生の派遣を受け入れ、大学側から学校評議員として教授を招聘。
4,平成23年度、本県と米国メリーランド州の友好提携30周年記念式典において、現地ブーンズボロ高校との間で黒岩知事同席のもと吉田校長が米国にて姉妹校調印式を実施。 
☆平成18年度より、韓国のグローバル人材育成の屈指の進学校である水原外国語高等学校(公立の全寮制男女共学校)との姉妹校交流は継続中。
5,平成24年度より、文部科学省より「英語力の強化」の指定校に選定。
6,平成25年度、県教育委員会から県立高校教育力向上事業の「確かな学力向上推進」の指定校に選定。
7,国際理解教育推進のため、外務省ならびに国連大学から講師を積極的に招聘。

校長 吉田幸一