新入生ガイダンス実施


「平成23年度新入生ガイダンス」が4月12日(火)、13日(水)の2日間実施され、新1年生277名が参加しました。

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初日の午前中は県立かながわ女性センター(江ノ島)にて、まず9:20~10:50に「知識基盤社会(Knowledge-based society)における高校生の役割とは」をテーマにした校長講話が、次いで11:05~12:00に鎌倉大仏高徳院住職で慶應義塾大学文学部教授(考古学)の七高3期生・佐藤孝雄氏による「後輩諸君へのメッセージ -卒業後30年目におもうこと」と題したOB講演が行われました。
午後は江ノ島散策を行い、晴天の中新入生同士のクラス交流が図られました。

校長講話は事前にテーマについて生徒自身が必要と思う資料(インターネット検索資料、書籍のコピーなど)を自分で自学自習しながら当日持参し、生徒による討論や発表もまじえて実施されました。OB講演会では佐藤氏が「七高で得た宝物」として「心象風景、友人、恩師」の3つについての思い出を語られました。

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2日目は七高にて午前中は実力テスト(英・国・数)、午後は学習オリエンテーションとして「高校の授業を知る、授業へ臨む姿勢の育成、ノートのとり方を学ぶ、自宅学習について学ぶ」といったテーマで各教科の授業が行われました。

新入生を対象とした学習ガイダンスは今年から本格的に行われ、新入生は高校生活の意義についてみんなで考え、また授業の受け方、ノートの取り方等を具体的に教科担任の先生方から伝授されました。2日目に実施された実力テストの事前学習として役立つ課題も事前に提示されていました。

新入生は約1ヶ月前の3月の合格者説明会において、既に次の3点(1.国語、英語、数学、理科、社会の5教科の課題、2.「七高でどんな高校生活を送りたいのか」の作文、3.校長講話に関わる資料の準備)について事前課題が与えられており、これらは当HP内の『新春鼎談』において吉田校長が語られた「3月中旬の合格者説明会の段階できちっと課題を出して、新学期まで2週間の空白の時間を作らないようにします。」との意図が込められていたものです。